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映画 デモリションマンの感想

デモリションマン 1993年 アメリカ

【10段階評価】

★★★★★★★☆☆☆ [7/10]

 

【あらすじ】

腕利きの刑事が犯人に嵌められ、犯人と共に冷凍保存の刑にされてしまう。

数十年が経過した未来、2032年に犯人が脱出すると、そこは犯罪が存在しないディストピアだった。
未来人達では手が負えない凶悪な犯人を捉えるために刑事も解凍復活される。

主演:シルヴェスター・スタローン


【感想】

この映画では2032年が近未来として描かれている。制作された頃(1993)と違い現在なら2032年は僅か10年と少し先なので、今あらためて1990年代に想像されていた未来を観ると面白い。

当時といえば携帯電話が普及しはじめて着メロなどが流行っていた時代だけど、劇中ではタブレット(分厚い)やスマホ的な端末(ゴツい)がしっかり描写されていてかなり惜しい。
街中を走る車は電気自動車っぽいテスラ風の車体で、いま実際に走っていてもおかしくなさそうなデザイン(但しガルウィング)。その上に半自動運転まで搭載している。

また他者との直接的な接触が(マナー的に)禁じられているのは現代のコロナ禍を連想させられる。
バーチャルセックスも描かれている。

そういった少し昔に考えた少し先の未来を、答え合わせする様に見ているだけでも面白いし、話そのものも筋肉が筋肉で解決する単純明快さで楽しめる良作。

 

【また観たいか?】

テレビでやっていたらまた観ると思う。

2020年12月18日(金)に視聴

 


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